エステティシャンの雅美(佐々波綾)は2年前、故郷の専門學(xué)校を卒業(yè)すると、先に上京していた戀人の直紀(太田望)の元に転がり込み、同棲を始めた。だが、マンネリな暮らしでセックスレスとなってしまった直紀に愛想を盡かし、別れようと家を出たのだった。そんな雅美は、東京の下町で夫と喫茶店を営む叔母の美紗(美泉咲)を訪ね、暫らく居候させて欲しいと願いでる。天真爛漫な雅美の願いを、面倒見の良い美紗は快く受け入れた。しかし、夫の卓也(竹本泰志)は大反対だった。店舗の2階にある自宅は寢室がひと間しかなく、こんな歳若い娘が寢起きするには無理があると…。だが、行く當てのない姪を追い返すわけにもいかず渋々受け入れる卓也であったが、その晩から奇妙な「川の字」での暮らしに眠れない夜が始まるのであった。